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東西で評価は真逆!?「タコ」~シリーズ・精力のつく食物~

公開日: : シリーズ・精力のつく食物

ユニーク且つ一種グロテスクな形状の魚介類で、海外では「devilfish(悪魔の魚)」などと言われることもあるタコ。日本ではおなじみの食材で、それとは真逆のユーモラスで親しみやすいイメージですね。
りか

タコのあれこれ

学術的な言い回しをすると「軟体動物門頭足綱八腕目」と、一見小難しくなりますが、「軟体動物」で「頭から足」が生えていてその「腕の数は8」と、実に的確・簡単にその特徴を現しています。ナニかと比較される「イカ」も同じような体の構造をしているので、「軟体動物門頭足綱」までは一緒で「十腕形上目」と腕(足)の数だけ違うという、分かりやすい分類となっています。その種類はおよそ200種に及びますが、食用にするのはマダコ・ミズダコ・イイダコくらいですので、本項でいうタコは「マダコ」とさせて頂きます。
こう見えて(と言うとタコさんに失礼ですが)かなり高い知能を持っていることでも知られています。学習能力に優れ、蓋付きのガラスビンに入った餌を、器用に開封して食べてしまったり、自らのサイズに合わせて、適当な大きさの隠れ家に潜りこんだりします。もっともそのおかげで、人間の蛸壺に引っかかってしまうのかも知れませんが…。有名どころではワールドカップの勝敗を次々と的中させることで名を馳せた、占いダコ「パウル君」なんてのがいましたね。そんな高い能力ゆえ、通常は1~2年程しか生きられないタコが、もし数十年の寿命を与えられたとしたら、一大タコ文明を築いてしまうのでは、などとも言われたりします。関係あるかは知りませんが、古典SFに出てくる火星人の姿も、タコをモチーフにしているようですね。

関連動画:タコの知能を示す脱出シーン(2パターン)


食材としてのタコ

持ち上げておいて、次は食べる話です。世界各地の、特に海が近い地域では比較的盛んに食べられている食材です。欧州でもスペイン、ポルトガル、ギリシャ、イタリアなど南西部では、マリネやパエリアなど様々な食べ方で人気です。一方でユダヤ教・イスラム教の国々では、宗教上の理由から食べることは禁忌とされていますし、俗に「devilfish」とも呼ばれる不気味な姿からあえて食べないイギリス・ドイツ等の国もあります。アジアに目を向けますと、韓国料理ではテナガダコの踊り食い「サンナクチ」と言う有名な料理がありますが、意外なことに何でも食べてしまうイメージのある中華料理で、タコを使うレシピはほとんど存在しないそうです。
わが国でも相当古くから食材として利用されて来た歴史があります。弥生時代の遺跡から「蛸壺」が出土しており、その当時から食べられてきたことが伺えます。現在でも、世界での漁獲量の6割を日本人が食べていると言われるほど、日本人はタコが大好きです。尤も、タコを美味しく食べることに関して日本人の右に出る民族はなく(独断)、大阪のソウルフード「たこやき」を筆頭に、刺身、寿司ネタ、酢だこ、タコ飯、おでんなど素晴らしいレシピが目白押しなので、ある意味当然の結果でしょう。「タコ部屋」「タコ足」「たこ八郎」など、タコに由来する単語が非常に多いことも、日本人とのつながりの深さを証明しているかのようです。
そんなタコですが、現在日本で流通している7割程度が海外産で、明石など国内産はブランド化していわば高級品となっています。店頭に並んでいるものは、多くがモロッコ・モーリタニアからやってきています。それらの地方でも乱獲による漁獲量の減少が懸念されており、価格は上昇傾向にあります。割合一般的で庶民的なイメージのあるタコですが、いまや貴重な食材となりつつあるのも事実なのです。
しほ

タコの成分と効能

高品質なたんぱく質を主成分とし、それでいて低カロリーなので健康的な食材として知られています。ビタミン・ミネラル分も多く、中でも、たんぱく質の合成に重要な働きをするビタミンB2が他の魚介類に比べて2~5倍と、非常に多く含まれています。細胞の生成を促進しますので、肌、髪、爪などの健康的な成長を助けてくれるほか、糖質・脂質の代謝を促進して肥満防止にもなるという優れものです。
また、以前にもご紹介した「タウリン」が豊富に含まれていますので、疲労回復・体力増強・精神安定の効果が期待できます。他にも、これも以前ご紹介しましたセックス・ミネラルこと「亜鉛」も多く含んでいますので、前立腺増強・精液生産能力促進をも併せ持つ点も見逃せません。
健康で美しい体作り、体力の増強、精神の安定など、様々な効果を持ち、見た目に反し(2回目の失礼)なかなかあなどり難い魅力にあふれた食材です。
まな

こんな描かれ方も…

ここからは妄想ですが…
日本が誇る(?)HENTAI文化の一要素として美少女がウネウネとした触手に苛まれる、いわゆる「触手モノ」と呼ばれるジャンルがあります。その先駆けともいうべき、美女とタコの絡みを描いた、葛飾北斎作の浮世絵が存在します。
北斎
こうして見るとタコって本当ヤラしいですね。こういった性的な見方をすると、タコがいかにも精力の付く食べ物として感じられて仕方がありません。

関連動画:明石たこワールド

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